予告編からしてドストライクで興奮してたのですが、実際に観るとより素晴らしかったです。
監督のギレルモ・デル・トロ監督は幼い頃から鉄人28号やマジンガーZなどのロボット作品や、ウルトラマンやゴジラといった特撮・怪獣映画を観ていて現在も大好きな本物のオタク。
そのロボットと怪獣好きなオタクの映画監督が作った作品なのですから最高に間違いありません。
そして肝心の内容はというと、随所に日本の怪獣映画などの手法が使われていて「さすがだな」と思わせる出来。
怪獣はUS版ゴジラのようではなく、スーツアクターが入っているのではと思わせる動きと生々しい質感ですごいです。
ロボットは世代別にデザインや動きが全部違うようにしてあって、鉄人28号のようなボルト打ちでギクシャクした機体もあればガンダムのようにスマートで滑らかに動く機体もあり、ロボットだけでも別の物語ができるほどに煮詰められていました。
戦闘シーンはほぼ全て肉弾戦で、とどめを刺す時にだけ武器を使うというロボット映画らしい戦い方、コレは熱くなります!
カメラワークもよくある大雑把でただド派手なモノではなく、観客をじらせる場面と見せ場でしっかりとメリハリがきいていてまるで日本人監督が作ったような精密さで、監督が「コレは日本へのラブレターなんだよ!」と言っていた意味がわかりました。
コレ以上は長ったらしくなるので自重しますが、ロボットや怪獣や特撮が大好きな人にはたまらなくツボる映画だと思います(笑)
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