2015年1月29日木曜日

BONT Blitz [BONTの新型ミドルグレードシューズ]

 1年半ほどBONT A3を使ってましたが、BONTからBOAダイヤル搭載の新型ミドルグレードモデルのBlitzが発売されたので早速買ってみました!
値段はWiggleで関税込みの約2万6千円でした。


 BONTは今までハイエンドモデルのVAPOR+、旧ハイエンドのVAYPOR、エントリーモデルのRIOTが基本的なラインナップでした。
しかし、長くラインナップされてきたVAPORもハイエンドから技術をフィードバックされた新型に置き換えられようとしています。
その新型がBlitzです!

・主な特徴
 ・固定方法はベルクロ+BOAダイヤルで調整が細かく可能に
 ・足を包み込むように整形されたソールが3Kカーボンで剛性向上
 ・アッパーがメッシュ+ベンチレーションホール追加で通気性向上
 ・42サイズで片足235gの軽量性
以上の特徴と他のモデルでも採用されているアーチサポートや人体工学に基づいた爪先形状といったペダリングサポートとBONTの熱成形技術が採用されています。

・フィッティング&熱成形
 サイズはA3が41ですがBONTのサイズ規格が変更されたため、ワンサイズ上の42を選びました。
ワンサイズ上ですが全長はほぼ同じなため履いた時に違和感はありません。
このシューズもBONTシューズの例に漏れず熱成形可能なので熱成形を行いました。
今回はショップではなくネット通販での購入なので自分で行ってみました。
説明書には70℃に予熱したオーブンで20分の加熱とありますが、自宅のオーブンレンジでは最低温度が100℃なため、100℃の予熱ありで10分〜15分の加熱でやってみました。
結果は大正解で、シューズ全体が調度良い柔らかさになり熱成形ができました。
BONTシューズは何度でも熱成形可能なので、数回試行錯誤して調度良い形にしました。

・使用感
 40kmほどいつものアップダウンを含む練習コースを走ってみました。
まずベルクロとBOAダイヤルの固定方法ですがこれがかなり細かく調整できて便利です、締め過ぎず緩過ぎずという絶妙な位置で固定できます。
また踵や土踏まずも熱成形でフィット感がアップしているため、シューズがズレずにシッティングでスムーズなペダリングができます。
ダンシングをして踏んでみても、足全体を包み込むような形状の高剛性のソールのお陰でしっかりとパワーを伝達できているのがわかって気持ち良いです。
気になる通気性ですがメッシュ部からエアーが入ってくるのがわかるほど良く快適です。
走行中も走行後も足に痛みなどの違和感も無くとても走りやすかったです。

・総評
 エントリーグレードのA3とは比べられないほど性能が高くて驚きました。
コストを下げるためにBOAダイヤルは一つですが、それでもフィット感やソール剛性は妥協されてませんし履き心地も良いです。
デザインもかっこよく、カーボンソールの柄も美しいのも良いですね(笑)
Blitzはミドルグレードでも珍しくBOAダイヤルやカーボンモノコックソールを採用しているので足のカタチが合うならとても良いコストパフォーマンスの高いシューズだと思います。







1 件のコメント:

  1. 初めまして。
    先日、同商品を購入したものです。熱成形についてお伺いしたいのですが、100度、15分程加熱された際、シューズのどの部分が柔らかくなりましたか??
    余熱ありで加熱してもなかなか側面やシューズ中身のカーボン地の部分が柔らかくなりません。
    温度を上げるか時間を増やすかといったところなのですが、既にメーカーが提唱している温度を超えているため不安な思いもあります。
    御手数ですが、お返事いただけないでしょうか?宜しくお願いします。

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