流行りの発端はカリスマ的センスを持つペーター・サガンが愛用する100%からだと思うが、去年スポーツアイウェア界で圧倒的シェアを持つOAKLEYも数種類リリースした。
その一つが今回レビューするFlight Jacket、OAKLEYらしくテクノロジーをデザインで包み込んだ非常に高性能なアイウェアとなっている。
去年の6月頃から使ったレビューだ。
|特徴
- 上部フレームを取り払ったハーフリムスタイル
- 可動するノーズブリッジによって通気性を変化
- 交換可能なテンプルでヘルメットとの相性を改善
- Prizm Roadレンズで紫外線をカットしサイクリングに最適化したクリアな視界
レンズサイズはRadar Lockより上下が1.5倍ほど拡大され、横も若干拡大され視野角が広くなっている。
上の画像はG30を装着したRadar Lockとの比較。
搭載されるレンズは数種類あるが、私は使用目的がロードでのサイクリングなので迷わずPrizm Roadを選択。
レンズの透過率は20%なので所有している+Redより5%明るいが、レンズのベースカラーがバラなのでコントラストが上がりG30に似た明るめの色調になる。
注目のアドバンサーノーズブリッジはつまみを引くことで可動し、顔とフレームが離れて下部から空気が流入することで曇りを防ぐ。
調整可能なテンプル長さの違う物が2種類付属し、簡単にユーザー自身で交換できる。
ヘルメットによってはバックルと干渉するので好みで変更するといいだろう。
|使用感
ヘルメットを被った上での装着、使用しているKASK ProtoneはRadar Lockだと少しバックルと干渉するが、Flight Jacketは短いテンプルだと干渉せずに使用が可能だった。
個人の顔の長さによるが、被る位置を調節しないとレンズ上部の出っ張りと接触するぐらいしか装着時の気になる点は無い。
実際に掛けてみると普段使っているRadarより広いレンズサイズに驚かされる、しかし走り始めるとワイドレンズはダウンヒルなどの高速走行時に風が全く眼に当たらず路面やカーブの先など周辺状況の確認がとてもしやすくとても快適。
Prizm Roadレンズも非常に便利で、晴天や薄暗い林道で使用しても路面の凹凸の発見や眩しさの低減のバランスが良かった。
最後にアドバンサーノーズブリッジだが、真夏のヒルクライム時の低速走行時でも一切曇らず助かった。
唯一の不満点は一度外さないと解除出来ない点くらいだろう。
|総評
半年弱使ってみた感想は高評価だが、やはり顔がやや小さい私だとアイウェアが大きすぎるように感じる。
しかしワイドレンズのアドバンテージは多く、流行るのも頷けるし気に入って使っている。
OAKLEYに限らずデザインや機能性が高いワイドレンズアイウェアが多い昨今、1つくらい買ってみるのも良いと思う。
ただワイドレンズのアイウェアは頬骨に干渉しやすいので購入前の確認が必要だ。
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